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長春日本人教師会

長春にて日本語講師をしている日本人教師による勉強会や活動予定、活動報告などを記載していくブログです。 長春日本人教師会のホームページ→http://www.geocities.jp/changchun_jpt/index.html

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第117回勉強会報告


「日本語教育に関するグループディスカッション」

今学期初めての開催となる勉強会では、新しく長春にいらした先生方が教師会に馴染めるよう、グループに分かれてのディスカッションを行いました。希望するトピックについて、全ての先生方が参加できるように、ディスカッションは前半と後半の二部構成で行いました。


前半のディスカッションでは、あらかじめ用意されたトピックから、それぞれ興味のあるトピックについて、各グループで議論していただきました。

後半のディスカッションでは、日本語教育に関する議題に即したグループを設けました。そして、自分の興味のあるグループに再度分かれていただき、議論していただきました。


 1.前半ディスカッション

・長春生活 
新学期の学校の様子、軍事訓練 6月実施か9月実施
休日等の過ごし方、自転車に乗る など
食生活について

・中国人学生の特徴 
長春の大学で日本語教育の特異性
長春各大学の違い
日本語教育に関係する場
学生との交流の方法、交流について その意義
学生との交流について 距離感をどうとるか

・授業に関する悩み 
日本事情(歴史)について、学校からの指定、教科書の指定の無い状況で、何に重点を置いて授業を進めるのか?中国の学生にとっては、日本史の細かい点は難しいので、歴史の大まかな流れを教える。

・学生の進路
長春の学生の就職について、また就職後

・授業外での学生との交流
長春の大学で日本語教育の特異性
長春各大学の違い
日本語教育に関係する場
学生との交流について、その意義

・能力試験対策
など

・その他
学生の数の増減、近年の長春の教育機関において学生数の推移

2.後半ディスカッション
グループ 大会関係(スピーチコンテスト指導、作文コンテスト指導など)
スピーチ大会指導について
指導点 発音 文法 内容
上記の点を指導する際、結果よりその過程を重視すること
動機の高め方

グループ 初級授業(主に基礎的な日本語能力養成に関して)
ら行、にゃにゅにょ等の発音がうまくできない。
発音矯正の仕方
助詞の使い方 は が など
活用の仕方

グループ 中上級授業(より専門的な日本語能力養成に関して)
N
1対策授業について 特に読解方法
中上級授業会話授業について
クッション言葉の重要性
ロールプレイのレベル
微妙なニュアンスの違いを教える意義
発音指導
ビジネス会話、作文について
教材、指導法

グループ その他授業(ビジネス、日本事情、文学史、古文など)
古典の指導法
トピックの選択
指導時の媒介言語について
ビジネス系授業
授業に対する学生のモチベーションについて
敬語の使用に関しての注意点
学生の日系企業への就職状況
日本事情の科目と大会への応用について


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第117回勉強会お知らせ

下記の予定で勉強会を行いますので、皆様お誘いあわせの上、お気軽にお越しください。



【長春日本人教師会主催 第117回 日本語教育勉強会】


内 容:「日本語教育に関するグループディスカッション」
日 時:9月19日(土)10:00-12:00
場 所:山塞亭
住 所:長春市朝陽区西康路と長慶街の交差点1051号
費 用:教師会会費30元(今学期分)+会場費10~25元


※ 学期初めですので、会費の納入をよろしくお願い致します。
※ 山塞亭を会場としてお借りする以上、飲み物を注文する必要があります。会場費(お茶代)は一人当たりおそらく10~25元になります。 


交通アクセス:同志街、西康胡同の交差点から徒歩5分程度。卫星广场周辺などで乗ることのできる315路のバスが便利です。(最寄りのバス停は「桂林路」)


活動内容:
1.前半ディスカッション
テーマ: ・長春生活 ・中国人学生の特徴 ・授業に関する悩み ・学生の進路 ・授業外での学生との交流 ・能力試験対策 など


2.後半ディスカッション
グループ① 大会関係(スピーチコンテスト指導、作文コンテスト指導など)
グループ② 初級授業(主に基礎的な日本語能力養成に関して)
グループ③ 中上級授業(より専門的な日本語能力養成に関して)
グループ④ その他授業(ビジネス、日本事情、文学史、古文など)


【昼食会】
日 時: 同日 12:00~14:00
場 所: 山塞亭
費 用: 30~40元前後(ご注文のメニューにより異なります)


また昼食会後には、長春に新しくいらした先生方を中心に、近辺の日本食スーパーや日本食レストランへご案内します。(自由参加)
昼食会のみの参加も歓迎いたします。事前予約は必要ありません。
当日場所が分からない場合は、事務局までご連絡ください。


以上

第116回勉強会報告

「日本語教育実践報告:日本語教授法の今と可能性」

1、野波 幸希 先生(吉林華橋外国語学院)


タイトル:『話させる視聴覚』
発表概要:「見る、聞く、話す」の三つの能力を使えるような授業を目指しています。授業では、能力試験問題や、日本の社会問題に焦点を当てています。今学期で帰国するにあたり、私の経験をお話させていただきます。皆様のご参考になれば幸いです。
対象学年:3年生後期(中上級)28人


目標:
・日本語の音声を聞いて理解できるようになる
・日本語を聞いて、まとめられるようになる
・社会問題に対して関心を持つ


暗記と聴解練習だけの授業に疑問を感じ、「見る、聞く、話す」の三つの能力を一時間でどう行うかを考え授業をした。


授業構成
・能力試験練習問題(45分)
・日本の社会問題についてのビデオ(45分)


能力試験練習問題(45分)
1週目 オリエンテーション 日本語能力試験練習問題①配布
2週目 練習問題①の解説  日本語能力試験練習問題②配布
3周目 練習問題②の解説  日本語能力試験練習問題③配布
4週目 練習問題③の解説  日本語能力試験練習問題④配布
5週目 練習問題④の解説  日本語能力試験練習問題①配布


日本語能力試験練習問題解説の流れ
※学生主体で解説させる。
①音声を聞く 「できるだけメモをとってください。皆さんが当たるかもしれない。」
②抽選( 2名)(どこがキーワードか考えさせた上で回答させる。)
③音声を聞き、学生は黒板にメモを取る
④学生が解説する(キーワード・回答)
⑤教師が補足する(教師の補足により、抽選の不利をカバーする)


・長所:どれがキーワードなのか注意して聞くようになる。当たるかもしれないので、音声に注意しながらきくようになる。抽選という方法で、緊張感を与えつつ聞かせるとわからない単語を調べるようになる。従って携帯をいじる人がいなくなる。


・短所:時間。抽選に当たった二人が二人とも聞き取れないと時間が掛かる。
※学生が飽きてきたら抽選を三人にしたり、同じ問題をやらせたりする。


社会問題のビデオ(45分)
1週目 
・第1課 自分の考え  第1課プリント配布
 ※自分の意見をまとめて、グループで意見交換をし、個々人で発表する。ビデオの後だと意見が偏るので、先に行う。
・発表まとめと、ビデオに対する興味を引き起こす質問 
 → 答えはビデオにあるので、家で見させる。
2週目 
・第1課 プリントの確認
 ※正誤問題・記述問題・ディクテーションなどで確認する。
3周目 第2課 自分の考え  第二課プリント配布
4週目 第2課 プリントの確認
5週目 第3課 自分の考え


Q1議論はヒートアップするのか。
A1ヒートアップした場合はディクテーションを行う。
20分の期間指導の時にたくさん褒めると積極的になる。


Q2先週のビデオに関する質問はどうするのか。
A2答え合わせを行う。


Q3この授業を始めたら学生の動機付けによいのではないかと感じる。
A3学生と教師との距離が近づき、学生はこの授業が好きになる。クラスの雰囲気が明るくもなる。しかし、卒業論文のテーマが授業で扱ったテーマに偏る。


Q4話せない学生はどうするのでしょうか。
Q4中国語を最悪、使ってもいいとする。そうでなければ話せない子が話さない。


Q5この授業の完成前にはどのような失敗があったか。
A5個の授業の前にはビデオを流し、時々停止し、今なんと言ったか答えさせていた。そして、内容をまとめて、テストしていた。しかし、その方法だと学生は全然聞かず、まとめず、見ていなかった。以前の授業では教師もつまらなかった。学生も何もしていなかった。今のような授業に変えてから、明らかに話すようになった。


Q6:印象に残っているテーマは?
A6:結婚と自殺が盛り上がった。「お金と愛どちらが重要か」など。

2、髙城 眞純 先生(吉林華橋外国語学院)
タイトル:『日本語クリニック』
発表概要:学生の発音しにくい例(単語・センテンスなど)ありましたら、ご用意ください。すぐに、きれいな発音とアクセントで日本語が話せる方法をワークショップでやってみましょう。


練習1


1. a i a u
2. o i i e
3. o i u o
4. ma i ma u
5. mo i mi e
6. me i mu o


・練習方法 (以下、1〜4を毎朝行う)
①一音ずつ区切って発音 ②二音ずつ区切って発音
③4音一度に発音 ④口角を緊張させクリアな発音を目指す


練習2「母音に返す」
ところが tokoroga o o o a
しんさけっか sinsakettuka iんaeつa
うんえいたんとうしゃ uneitantousya uんe-aんo-a


・練習方法
上記した文を使い母音だけを「ところが」のアクセントで言わせる。
練習2「歯を合わせて舌をたくさん動かす」
練習3「中国語のang ing ong を直す」
※上記の練習では最初は言いにくいが、舌の動きを学生が感じることができ、舌と口の動きが活発化し、最終的には口を不自然に動かさなくても、きれいに発音できるようになる。


Q1発音指導の目安回数・時間
A1学生が間違えたらその場で行う。目安は6回だがもっと少なくても効果は出る。


Q2子音の発音方法。
Q2鼻筋を触らせ、振動を感じさ確認させ、矯正する。 


Q3RとLの音の違い
A3聴音点の違いに着目する。聞き分けるのは教師の耳なので教師も訓練する。


Q4南の学生の「な音」と「ら音」の矯正法。A4「な」は歯の後ろに少し置いてくる感じ。「ら」は弾き音。


Q5姿勢発音に関係あるのか。
A5「あいあうおいいえ」の時、先生の姿勢が良かったら学生も真似する。つま先でたつと腹筋に力が入りよい姿勢がしやすくなる。手を叩いて「あいうえお」を言いながら、ぐるぐる歩くという方法もある。


Q6長音が長文の時に崩れやすくなる。


A6手を叩いて「トーン」を身につけさせる。学生は息を止めながら発音する学生には、歩かせながら指導する。

3、石橋 可巳 先生(東北師範大学)
タイトル:『「国語表現」紹介』
発表概要:日本の高校には、国語科に「国語表現」という科目があります。この科目の学習内容を紹介します。


・国語表現とは


日本の高等学校の科目の一つ。
適切に話したり、書いたりするなど社会活性化に生かすことのできる言語能力の育成を目指す授業。
「国語総合」よりも、能動的で主体的な学習活動が主となる。
「国語表現」は一般向けリテラシー 
「国語総合」は学術的リテラシー(批判的購読能力の養成が必要。)
ゴールをどちらにおくかという意味において、全く別の科目である。  


・授業の見取り図
時間:90分 
対象:東北師範大学2年次学生
※東北師範大学学生の基準では、1年次には時期尚早、2・3年次が妥当、4年次には不要。


①今日の言葉遊びコーナー(5〜10分)
早口言葉・しりとり・回文・折句・沓冠・なぞかけなど。授業の導入として。


②今日の同音異義語(5分)
「せんせい」「かえる」「こうかい」など。語彙の定着が目的。


③今日の聴写(5分)
100字程度の文章を朗読。生徒は聴写し、正しい日本語文に改める。一時期視写も行った。

④スピーチ(2名発表、1人3分程度、発表後は感想を言い合う。10分) 
テーマは事前に渡した中から、各自が選択。発表前に必ず教師と、内容のチェックと発話の練習をすることを義務化。事前指導にかける時間は1人1時間程度。日常の悩みや留学の相談を持ちかけてくる学生も多い。
※①〜④は定型化している。飽きがこないこと、アクティブに活動し活発な意見が出せる環境を提供することを最重要視。

⑤「国語表現」の授業(40〜50分)
PPT使用。テーマの伝達と理解、説明に10分から20分程度かける。その後は練習問題を2・3第行い、難しい表現について「話す」「書く」いずれかの作業。書いた場合は回収し、後日添削後返却。教えたつもりだけになっていないか、常に学生の反応を確認。

・参考になるサイト
「NHK高校講座 国語表現」
授業内容を動画で確認できるだけではなく、教材もPDFで配信されており、一回20分前40回の内容がある。堅苦しさがなく、お笑い芸人が番組を進行している。20分の内容が細かく分割されている点は、そのまま授業で見せる教材としても利用可能。


Q1中国で国語表現を導入した反応はどうか。
A1書けるようになってきたかどうかは実感として掴みにくい。一人一人にかける時間の余裕がないため、生徒の伸び具合はいまいち実感できていない。海外に合わせた日本語表現があるのではないかと思い、教膨な教材の中から自分が面白いと思うところをもってくる。


Q2専門の研究ができる日本語レベルまで学生をもっていきたいとは具体的にどういうことか。
A2中国に今はない概念、発達している分野が日本にはある。


それを、中国に応用できる力が日本語によって培われるということ。

第116回勉強会お知らせ

下記の予定で勉強会を行いますので、皆様お誘いあわせの上、お気軽にお越しください。


 記


【長春日本人教師会主催 第116回日本語教育勉強会】


内 容: 「日本語教育実践報告:日本語教授法の今と可能性」
日 時: 6月13日(土)10:00-12:00
場 所: 東北師範大学外国専家公寓 6階会議室
住 所: 长庆街 与 西康胡同 交汇处 (長慶路と西康胡同の交差点)
費 用: 会議室費7元

  • 会場費値上げに伴い、参加費を7元に改めさせていただきました。ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
  • 今学期分の会費の納入がお済みでない方は、30元をお納めください。

交通アクセス:同志街、西康胡同の交差点から徒歩5分程度。卫星广场周辺などで乗ることのできる315路のバスが便利です。


【発表者と概要】

  1. 野波 幸希 先生(吉林華橋外国語学院)

タイトル:『話させる視聴覚』
発表概要:「見る、聞く、話す」の三つの能力を使えるような授業を目指しています。授業では、能力試験問題や、日本の社会問題に焦点を当てています。今学期で帰国するにあたり、私の経験をお話させていただきます。皆様のご参考になれば幸いです。

  1. 髙城 眞純 先生(吉林華橋外国語学院)
    タイトル:『日本語クリニック』
    発表概要:学生の発音しにくい例(単語・センテンスなど)ありましたら、ご用意ください。すぐに、きれいな発音とアクセントで日本語が話せる方法をワークショップでやってみましょう。
  2. 石橋 可巳 先生(東北師範大学)

タイトル:『「国語表現」紹介』


発表概要:日本の高校には、国語科に「国語表現」という科目があります。この科目の学習内容を紹介します。


【昼食会】
日 時: 同日 12:30~13:30
場 所: 東北師範大学専家公寓 2階レストラン
費 用:  30元前後    ※ お酒なし。飲みたい人は、注文可。
昼食会のみの参加も歓迎いたします。事前予約は必要ありません。当日場所が分からない場合は事務局までご連絡ください。

以上

第115回勉強会報告

「つまずきを克服するための日本語教育指導~実践と理論~」


赤桐 敦 先生


文部科学省派遣中国赴日本国留学生予備学校 講師(7月26日まで)
東京外国語大学 非常勤講師(7月26日まで)
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程外国語教育論講座


先生方の教師としてのバックグラウンド・信念・教育方針


学習者の躓きは学習者の内部で起こっている どういう風に学習者の持っている問題点にアプローチしていくのか。


ワークシート<みなさんの持っている問題点>


1.自己紹介
 長春にやってくるまでやっていたこと


2.別のグループの自己紹介
 日本語教育専門4
 企業 高校先生 学生
※ 経歴によって日本語教育に対する視点が異なる


3.どんな授業を担当
 学生の自慢・不満
 髙城 + 1 年生が元気
- 学校の要求が多い、突然上から降ってくる。
 渡邊 + 生徒の日本に対する興味を持っている - 留学生が少ない
⇒ どうすればいいか
※ 教師としてできることは限られている。原因は、学校、教師、学生にあるかもしれない。
3つのレベル 視点によって態度や価値観、アプローチが異なることの確認 ・学校・教師 ・学生

Q. みなさんは、何の専門家?学校の中での位置づけ?学習者にとってのいい先生とは?
ネイティブ = 言語についてよく知っている ⇒ 教えられるという勘違い
問題には、原因が必ずある。それを取り出して、対処する。防止する。 つまづき ⇒原因抽出 ⇒ モデル化 ⇒ 予防/対処
例:会話ができないという現象にどのように対処するか
 音韻レベルの問題 正しい音声を聞き取れない
   言語知識の不足
   言語知識の忘却
学生レベルの問題 自宅で練習しない
評価レベルの問題 ネイティブレベルを要求している
    文法特化 ⇒ 日本語学者要請?


Q.どうして日本語を話せるようになったのか?その過程を覚えているか? 幼児の第一言語習得過程 ≠ 第二言語習得
・胎児の言語発達 聞く段階(1 年以上) ⇒ 表出 ・「読む・書く」は学校で獲得する技能
現状の習得順序の問題点
・読む ⇒ 書く(教科書) ・まずは聞くことによって音声の体系を作ることが必要 ⇒ 会話練習へ

<ワークシート> うまくいかなかったこと、うまくいったこと(グループ共有)
四人掛け
 単語の聴き取りテスト
確認で、「四人かけ」と書く学生が 1/3
⇒ 学生がわかっているだろうという気になってはいけない。
中国語:有気音 無気音 哥哥 可以 日本語:有声音 無声音
中国人は中国語のシステムで日本語の発音に適用してしまう。 ⇒ 学生は、理解はできるけど出来ない。
日本人の「ん」には3つの体系がある(無意識に 1 つと理解)  ⇒ 中国語のNGとNの違いが区別しにくい(わからないのではなく、認識できないだけ。)


Q.ワークシート2
※ 初級から音声体系を頭に入れさせる 単語を一生懸命覚えても、文字に変換できなれけば辞書検索ができない。
  天安門 中国語 3 日本語 6 ⇒ 頭に入れさせる
  文 ⇒ できなければ句 ⇒ 単語 ⇒ 文字 で段階別で練習する
Q.グループでの問題点、課題点をまとめて発表する
 髙城:音声体系を作るために スカート をス カット
 発音がきちんとできれば聞き取れるのではないか
 方法;今やったら今すぐ直る発音指導
 Q・話せるものは聞ける。話せないものは聞けない。
南條:日本語を話す機会が少ない
   方法:家に招待して食事をする(内発的に動機を高める)
   問題:人数時間が限られる
FB:色んなリソースを与えてあげる(映画、ドラマなど)⇒ 学習時間外の管理


:作文授業のコピー&ペースト 方法:「私の○○」という個人作文課題⇒ 友人に書いてもらうこと、コピペがしにくい
自分との関わりを通して文化を知っている。
文化がないと意味がない。


渡邊:会話授業
発話(アウトプット)の際の情的抵抗
内気な学生が発話ができない
FB:タスク型授業:アメリカで開発された教授法 ⇒ 内向的な日本の環境で通用するか
発話能力=日本語能力か
黙っていても、頭でシミュレーションをしている
渡邊先生らしい授業をすればいい


神田:ひらがな と カタカナ が混ざって、分かち書きができていない。 日本語:漢字 カタカナ ひらがな を混ぜて使える特殊な言語:消しゴム
アクセントやイントネーションが化石化した場合、どう修正するか。 直すにはそのルールを構築した時間と同じ量の時間がかかるだろう。 正しい発音のインプットがないと、危険。 日本語教師はモデルを提供している。

髙城:短い童話を読ませる。朗読コンテスト:音声のMP3(通常...ゆっくり)を 合わせる。リズムに合わせるように読む。
吃音の友人の発音:AAIOAN ⇒ 髙城
学生が発音できない場合は母音だけで話させる


富岡:クラス内のレベル差にどう対応するか
 上に合わせると下が出席しない
 下に合わせると上から文句
 真ん中は中途半端
学生個人のレベルに応じた質問をすると、全員の注意をひきつけることができる できたら褒めて、モチベーションを持たせながら進める。


FB:学習者をコントロールするのではなく、サポートするという考え方。 グループで回答をチェックさせる(成績いい子と悪い子のインタラクション) 

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