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長春日本人教師会

長春にて日本語講師をしている日本人教師による勉強会や活動予定、活動報告などを記載していくブログです。 長春日本人教師会のホームページ→http://www.geocities.jp/changchun_jpt/index.html

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第104回 勉強会報告


下記の内容で勉強会を行った。

1.会話公開授業
①授業への導入
 
(ロシア旅行の予定、学生の冬休みの予定)
②前回の復習
 
(前回の授業で勉強したフレーズの確認と練習)
③ロールプレイ
 (宿題で作成した会話文の発表)
④新単元の導入
 
(伝言の頼み方について、単語やフレーズの説明と練習、
  即席のロールプレイ)

の順で、授業が進められた。
ロールプレイに関しては、事前に学生が宿題の会話文を提出し、
会話文を教員が採点し、OJADの「スズキクン」でアクセントをつけ、
学生に返却している。
学生は、返却された会話文を練習して、授業のロールプレイに
臨んでいる。

2.公開授業に対するフィードバック
【自己フィードバック】
授業の狙い:依頼の断り方を使い分けられるようにする。
授業感想:宿題は、学生の中で定着しているが、新しい単元は
       まだ定着していない。
授業で出来なかった点:学生を十分にリラックスさせることが出来なかった。
               
また、PPTの順をもう少し考慮すべきだった。

【各先生からのフィードバックのまとめ】
・良かった点
授業の導入の冬休みの予定や、途中で学生の緊張をほぐすために
行った体操がとても良い。また、学生が教員の指示にすぐ反応するし、
宿題もきっちり暗記してきている学生が多いのは、教員の指導の賜物だ
と思われる。
・改善点
学生個人の発音を直すだけでなく、黒板に書いたり、クラス全員で
練習させたりして、共有させた方が良いのではないか。また、新単元の
フレーズの練習は、学生によって言えてないので、全員が揃って言えるまで
練習をした方が良い。それから、ロールプレイをさせる時は、もっと詳細に
場面設定や人間関係の設定を提示すれば、学生が理解しやすいのでは
ないか。

などの意見交換がされた。また、以下のような質疑応答がされた。

Q1.学生の反応が良いのは、教員の指示が良いからだと考えられるの
 だが、
実際はどんな指示を出しているのか。
A1.ロールプレイに関しては「表情が全員に見える」ように、台詞に関しては
 
「感情をこめて話す」ように指示を出している。

Q2.宿題のロールプレイを見る限り、「身元保証人」など難しい単語も
 
含まれているが、これは学生が自分で調べてくるのか。
A2.宿題の単語に関しては、重要なものを授業で導入するので、それを
 
基にして学生に宿題をやって来てもらっている。

Q3.PPTに載せている例文は、誰が考えているのか。
A3.教員自身が考えている。

参加人数;21

以上

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