長春日本人教師会
長春にて日本語講師をしている日本人教師による勉強会や活動予定、活動報告などを記載していくブログです。 長春日本人教師会のホームページ→http://www.geocities.jp/changchun_jpt/index.html
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第104回 勉強会のお知らせ
下記の内容で勉強会を行います。
記
・ 第104回長春日本人教師会主催日本語教育勉強会
内容「日本語専攻三年生への会話授業案」
授業の担当者:南條淳(長春工業大学)
日 時: 12月3日(火)15:30~17:30
①15:30~ ・・・受付開始
②16:00~17:00・・・授業見学
③17:00~17:30・・・質疑応答
場 所: 長春工業大学 林园校区
住 所: 长春市林园路229号
お越しになる際は轻轨が便利です。
轻轨の最寄り駅は「前進大街」です。15:20に駅から会場まで案内します。
また、タクシーでお越しになる場合は、「林园路的长春工大」
あるいは「修正路的长春工大」と運転手にお伝えください。
また、会場費は不要です。
授業担当者による紹介文
「今回は日本語専攻三年生の『高级日语口语(24人)』の学習者に
協力してもらい、補講という形で会話授業を行います。授業は
機能シラバスで行っており、当日は依頼表現の授業を行います。
授業の前半で、前回の授業で導入・練習した学習項目である
『依頼の断り方』のロールプレイを行います。後半で、次回の学習項目
である『伝言の頼み方』の導入・練習を行います。
先生方からのご意見・ご批判をいただければと思います。頑張ります。」
また、勉強会の後に食事会も予定されております。
場所は、長春工業大学の近くのレストランです。
勉強会が終わり次第、皆様で一緒にレストランへ移動したいと思います。
・ 食事会
日 時: 同日 18:00~20:00
場 所: 巴渔人家
費 用: 30元前後
当日場所が分からない場合は、事務局までご連絡ください。
教室の準備やレストランの予約などがあるので、出席可能な方は
28日(木)までメールでご連絡ください。
また、周りにいらっしゃる先生でMLに登録してほしいという方や、
帰国したので、MLから削除してほしいという方がいらっしゃいましたら、
事務局まで、ご連絡ください。
尚、来年の勉強会は2014年3月に予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
以上
第103回 勉強会報告
以下の内容で、勉強会を行いました。
1.司会者挨拶、氏家先生の紹介、参加者自己紹介
2.氏家洋子先生による講演
テーマ:「日本の言語文化とことばの特性」
講演者:氏家 洋子
(ノートルダム清心女子大学 文学部日本語日本文学科 教授)
母語話者にとって説明の難しい表現や語句は、解明が
まだ不十分な点があり、これらの表現は非母語話者の学習に
おいても理解困難な箇所であることが多い。
言葉は、自然・環境や社会的条件に影響を受け作りだされる。
自然・環境で言えば、日本では魚の名前が豊富なのに比べ、中国では
調理法の単語が豊富であるように、その土地の自然や生活環境の
影響を受ける。社会的条件で言えば、「甘え」、「誠実な」、
「世間」、「悔しい」などは、日本人が他者を常に意識すると言う
日本社会の特性から生じた言葉である。このように、ある集団の中で
共通の意識がされることで概念が成立し、語句が生まれてくる。
また、言語を分析していくと、概念が記号化されている客体的表現と、
心的表現を表す主体的表現に分けられる。日本語では、主体的表現が
特徴的である。特に、日本語では、「~んです」、「やっぱり」など
特定の助詞や副詞などを使用し、一語で話者の意識・認識内容を表す
「含過程構造」が特徴的な主体的表現である。
これら日本語の特性を教員が理解し、学習者に教えていくと、
より良いのではないかと考えられる。
以上の内容を、参加者に質問を投げかけながら講演いただいた。
3.事務局連絡(長春日本人懇親会、総会報告、プロジェクター
購入報告、第104回勉強会予定)、参加費徴収
参加人数:16人
以上
第103回 勉強会のお知らせ
記
・ 第103回長春日本人教師会主催日本語教育勉強会
テーマ「日本の言語文化とことばの特性」
講演者:氏家洋子先生
(ノートルダム清心女子大学 文学部 日本語日本文学科)
日 時: 11月16日(土)9:30-11:30
場 所: 東北師範大学外国専家公寓 6階会議室
最寄りのバス停は「桂林路」駅です。
卫星广场などで乗ることのできる315路の
バスが便利です。同志街、西康胡同の交差点から
歩いて5分くらいのところです。
費 用: 5元(会議室費)
講演者による紹介文:
「母語については知っているはずなのに、いざ学習者に
説明しようとすると思うようにならない・・・。多くの
皆さまが経験しているところかと思います。異なる言語文化と
照らし合わせることで、日本の言語文化と、その中核となる
日本語の特性が見えて来ます。そこから、学習者にとって
何が難解なのかが明らかになるでしょう。こうしたことについて
ご一緒に考え、話し合いたいと思います。」
講演のキーワード:
「概念」「誠実(な)」「話し手の認識の直接的表現」「やっぱり」
また、先月と同じく勉強会の後に昼食会も予定されております。
・ 昼食会
日 時: 同日 12:00~14:00
場 所: 東北師範大学専家公寓 2階レストラン
費 用: 30元前後
昼食会のみの参加も可能、事前予約は必要ありません。
当日場所が分からない場合は、事務局までご連絡ください。
また、周りにいらっしゃる先生でMLに登録してほしいという方や、
帰国したので、MLから削除してほしいという方がいらっしゃいましたら、
事務局まで、ご連絡ください。
尚、来月は12月3日(火)15:40~、勉強会(長春工業大学にて
会話授業の見学)を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
以上
第102回 勉強会報告
以下の内容で、勉強会を行いました。
1.岩崎先生(吉林華橋外国語学院)
「中国で求められている作文評価基準とJF日本語教育スタンダード」
中国の日本語専攻大学生用の指導要領である「教学大綱」の
作文関係項目に関して、基礎課程および専門課程に分けて紹介が
なされた。基礎課程については専業四級試験を意識していること、
専門課程については論文作成に関わるものが中心になっていること、
概してどの能力を伸ばせばいいのかが曖昧であることが指摘された。
次にCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)およびJFスタンダードの
作文関係項目が紹介された。英語教育にCEFR基準が導入されて
いることから、今後は中国でもそれらを軸としたシラバス、
カリキュラム作りが求められることになる可能性が指摘された。
発表後、質疑応答を行った。
2.平野先生(東北師範大学中国赴日本国留学生予備学校)
「ルーブリックを使った評価について」
採点基準のガイドラインであるルーブリックについて紹介され、
授業の中で評価がぶれないことや学習者へフィードバックしやすい
ことなどその効用が示された。そしてルーブリックの作り方の
具体的な説明がなされた。
その後、ワークショップ形式となり、ペアを組み、実際に
ルーブリックを作成し、意見交換を行った。
3.事務連絡、今後の予定、会議室代徴収など
勉強会参加人数:19名
以上
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