長春日本人教師会
長春にて日本語講師をしている日本人教師による勉強会や活動予定、活動報告などを記載していくブログです。 長春日本人教師会のホームページ→http://www.geocities.jp/changchun_jpt/index.html
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第101回 勉強会報告
下記の内容で勉強会を行いました。
1.参加者自己紹介
2.中俣尚己先生(京都教育大学講師)の講演
「コーパスに基づく
文法コロケーションハンドブックがもたらすもの」
(1)文法コロケーションハンドブックの刊行が計画されるまでの経緯、
(2)コーパス「中納言」を用いたデータ処理の方法、
(3)コーパス分析から得られた結果(「ているところだ」「てもらう」
「そうだ」など)という内容で講演された。
「ているところだ」については、言い訳という機能に特化しており、
使用頻度が「ている」の1/100以下であるため、初級で無理に扱う
必要がないのではないか、扱う場合は「言い訳」という文脈での
説明が必要であるという提案がなされた。「てもらう」の前に
来る動詞は、「する」「教える」「見る」が多く、「そうだ」
の前は「ある」が飛びぬけて多く、単なる伝聞ではなく、物事の
解説や紹介という場面で多く使われるという。
以上のように日本語教師にとっての同ハンドブックのメリット
として、授業の例文作りに有効なこと、特にコーパスを踏まえた、
母語話者が実際によく使う例文を提示することが容易になることが
示された。ハンドブックは2014年春刊行予定。
※講演後、質疑応答
《講演中に紹介されたホームページ》
中納言
https://chunagon.ninjal.ac.jp/login
少納言
http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/
NINJAL-LWP for BCCWJ(NLB)
http://nlb.ninjal.ac.jp/
3.事務局連絡、会費および参加費徴収
以上
1.参加者自己紹介
2.中俣尚己先生(京都教育大学講師)の講演
「コーパスに基づく
文法コロケーションハンドブックがもたらすもの」
(1)文法コロケーションハンドブックの刊行が計画されるまでの経緯、
(2)コーパス「中納言」を用いたデータ処理の方法、
(3)コーパス分析から得られた結果(「ているところだ」「てもらう」
「そうだ」など)という内容で講演された。
「ているところだ」については、言い訳という機能に特化しており、
使用頻度が「ている」の1/100以下であるため、初級で無理に扱う
必要がないのではないか、扱う場合は「言い訳」という文脈での
説明が必要であるという提案がなされた。「てもらう」の前に
来る動詞は、「する」「教える」「見る」が多く、「そうだ」
の前は「ある」が飛びぬけて多く、単なる伝聞ではなく、物事の
解説や紹介という場面で多く使われるという。
以上のように日本語教師にとっての同ハンドブックのメリット
として、授業の例文作りに有効なこと、特にコーパスを踏まえた、
母語話者が実際によく使う例文を提示することが容易になることが
示された。ハンドブックは2014年春刊行予定。
※講演後、質疑応答
《講演中に紹介されたホームページ》
中納言
https://chunagon.ninjal.ac.jp/login
少納言
http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/
NINJAL-LWP for BCCWJ(NLB)
3.事務局連絡、会費および参加費徴収
以上
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